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尾引城~雪けむりに包まれ、雪の音に耳を澄ます~

おびきじょう

別名:横尾城、三日城

標高:756m

上田市真田町横尾

コースタイム

上り 正面コース 10分

下り 北まわりコース 25分


尾引城(横尾城)へ


昨日の雪

踏み跡はない


杖が置いてある


ゲイター(スパッツ)装着


雪に覆われた階段


青空がきれいだ


「どこにキツネがいるの?」


足あと発見


段郭(だんかく)

山の斜面に幾重にも作られた平場

敵が攻めのぼるのを防ぐ


石積(いしづみ)

城の重要な防御の場所に設置

石を積んで守りを固める


真田の町が真っ白


山頂の鳥居が見えてきた


「秋葉山」


鳥居をくぐると石積みの階段


滑るので慎重に


鳥居と真田の町


主郭(しゅかく)

この山城の最も重要な場所

柵や櫓があったようだ


「尾引城跡」

横尾氏が城を構え発展させた

大塔合戦(1400)で祢津軍に属し参戦

戦国時代は村上氏に従い

上田原合戦(1548)で武田軍と戦う

城主横尾采女守は戦死

幼君は家臣と上州にのがれた

以来、真田氏の山城群の一つとなる


秋葉神社


お参り


ご祭神は火之迦具土神

(ヒノカグツチ)

防火を祈る

農耕守護・五穀豊穣の神


訪問をノートに記帳


お参りを終えて

雪けむり


烏帽子岳がきれい


いざ下山


石積みの階段の脇に石宮二体


鳥居を出たら

下山道は北まわりコースへ


神社を右手に見ながら


虎口(こぐち)を通過

城の要所にある出入り口

段郭と主郭の西側にある


急な坂をくだると


二重堀切(にじゅうほりきり)

堀切(ほりきり)

尾根を掘って切り通した空掘

主郭の背後は二重になっている


幹の片側に雪が積もる


副郭(ふくかく)

二の郭とも言われる

主郭の背後を固める

長尾城と連絡をとったとも


土塁(どるい)

土を盛り上げて築く

副郭の守りを固める


美しい松のエリアへ


分岐

横尾区方面へ


雪の帽子がおしゃれ

カラマツの松ぼっくり

バラみたいで可愛い


再び分岐

横尾方面へ


木々も空も雲もすごくきれい


光の天の川

雪の音だけが聴こえる

とても静かで神聖な場所


枝のアーチをくぐり


竹のアーチへ


竹やぶからこんにちは


最後の分岐と案内板を越えたら


ゴールまであとわずか


尾引城(横尾城)の全貌


鳥居もよく見える


無事に下山


猫はこたつで丸くならない!?

雪山を登っていく猫ちゃん


雪けむりの不思議に魅了され

雪の音に耳を澄ませる静かな時間

素晴らしい冬の里山歩きに感謝


登山のあとは…

大門峠から諏訪にドライブ

白樺湖で休憩

気持ちがいい天気


モンベルでお買い物のあと

立石公園で夜景


火之迦具土神は

伊耶那岐命と伊耶那美命の

「国生み・神生み」の章に登場

火の神を生んだ伊耶那美命は死に

恨まれた火之迦具土神は

伊耶那岐命に首を斬られてしまう


そんな防火の神様との出会い

美しい雪景色を楽しんだ一日

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